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宇宙を舞台にしたマンガを読んでいると、自分の悩みが一気に小さく感じられる瞬間があります。広大すぎる空間、終わりの見えない時間、人間の力ではどうにもならない出来事。そのスケールの大きさが、読む側の感情を静かに揺さぶってきます。
心に残るのは、宇宙という非日常の中で描かれる、とても人間らしい感情です。漫画好きライターの大本コマの視点でも、宇宙マンガは「派手さよりも、読み終えたあとに残る余韻が強いジャンル」と感じられています。
本記事では、そんな「宇宙」をテーマにしたおすすめのマンガをまとめています。
- 宇宙やSFの世界観にワクワクしてしまう方
- スケールの大きな物語に没頭したい方
- 科学や未来の話題が好きな方
- 人間ドラマもしっかり描かれている作品を読みたい方
想像力がどこまでも広がる「宇宙」がテーマになったマンガ
本記事では、宇宙をテーマにしたマンガの中から、大本コマが読後に強く印象に残った作品を紹介しています。壮大な宇宙開発や未来社会を描いた作品だけでなく、宇宙という極限の環境だからこそ浮かび上がる、人の弱さや希望が丁寧に描かれている作品を中心に選んでいます。
実は、宇宙マンガは「設定が難しそう」と敬遠されがちです。ただ、読み進めてみると、専門知識よりも感情の動きが軸になっている作品が多い。そのため、気づけば自然と物語の中に入り込んでいる読者も少なくありません。
「宇宙の話は遠い世界の出来事に感じてしまう」そんな方ほど、意外と心を掴まれているジャンルです。極限状態に置かれた登場人物たちの選択が、現実の自分と重なって見えてくるからです。
宇宙兄弟

著者:小山宙哉 / 既刊44巻(2026年1月現在)
あらすじ
2025年、幼い頃に「二人で宇宙へ行く」と誓い合った兄弟、六太と日々人。弟・日々人は夢を叶え宇宙飛行士として月を目指しますが、兄・六太は会社をクビになりどん底に。しかし、再び夢を追い始めた六太は、厳しい試験を乗り越え宇宙を目指します。挫折、再起、そして宇宙の過酷さと美しさを描く、至高の人間ドラマです。

主人公六太の名言「俺の敵は、だいたい俺です」という言葉に、何度背中を押されたかわかりません・・!
宇宙飛行士という夢を、決してキラキラした面だけでなく、泥臭い努力やプレッシャー、そして政治的な壁まで含めてリアルに描いているのが本当にすごい。兄弟の絆はもちろんですが、ライバルや支える家族たちの物語にも、毎話涙が止まりません。
プラネテス

著者:幸村誠 / 全4巻
あらすじ
2070年代、宇宙開発が進んだ未来。そこで働くハチマキは、宇宙のゴミ(スペースデブリ)を回収する、通称「デブリ屋」として日々を過ごしていました。低賃金で危険な仕事。しかし、彼は自らの宇宙船を持つという夢を追いかけます。宇宙で生きる人々の日常と、愛、そして「人間にとっての宇宙」を深く問いかける傑作です。

宇宙という巨大な無機質の空間の中で、「愛」という掴みどころのないテーマをこれほどまでに深く描き切った作品を他に知りません。最初はデブリ回収の日常モノかと思いきや、後半にかけての哲学的でスピリチュアルな展開には圧倒されます。全4巻という短さですが、読後の満足感は映画を何本も観たような重厚さがありますね。
2001夜物語

著者:星野之宣 / 全3巻
あらすじ
人類が宇宙へ進出していく過程を、壮大なスケールで描いたオムニバス形式のSF叙事詩。資源枯渇に悩む地球からの脱出、異星文明との接触、そして何光年もの時間を超えて受け継がれる家族の想い。ハードSFとしての緻密な設定と、神話のような神秘性が融合した、宇宙マンガの金字塔とも呼べる連作集です。

一話一話が短編映画のような完成度で、読んでいる間、自分の存在が宇宙の歴史の中でどれほどちっぽけかを感じさせられます。それでいて、人間の意思の強さが宇宙の闇を照らす描写には、言いようのない感動を覚えますね。星野先生の圧倒的な画力で描かれる宇宙船や天体の美しさは、紙の上であることを忘れさせるほどです。
宇宙海賊キャプテンハーロック

著者:松本零士 / 全5巻
あらすじ
未来、地球人が平和に慣れすぎ、堕落してしまった時代。政府に背を向け、漆黒の宇宙戦艦アルカディア号を駆る男・ハーロックは、自らの信念のためだけに戦います。地球を狙う謎の生命体マゾーンに対し、死を覚悟した40人の仲間と共に挑む孤独な戦い。「男の美学」が銀河を貫く、不朽のスペースオペラです。

「俺の旗の下で、俺の自由に生きる」。この言葉の響きに、大人になった今でもシビれます!誰に認められるためでもなく、ただ自分の信じる正義を貫くハーロックの背中は、究極の自立と孤独を表していて本当にカッコいい。松本零士先生特有の、柔らかくも力強い線で描かれる宇宙のロマンは、まさに唯一無二の世界観ですね。
七夕の国

著者:岩明均 / 全4巻
あらすじ
「何にでも小さな穴を空ける」という地味な超能力を持つ大学生・南丸洋二。ある日、彼は自分と同じ能力を持つ一族が住む「丸神の里」の存在を知ります。戦国時代から続く里の秘密、そして空に浮かぶ巨大な「窓」。宇宙からの干渉を思わせるオカルト的恐怖と、日常が侵食されていくサスペンスが融合した、岩明均の隠れた名作です。

『寄生獣』の作者らしい、淡々とした語り口からじわじわと広がる「理不尽な恐怖」がたまりません!宇宙そのものが舞台ではありませんが、「宇宙的な何か」が地上の歴史を歪めてきたというスケールの大きさにゾクゾクします。謎が解けていくカタルシスと、最後に見せる静かな希望。何度読み返しても新しい発見がある深い作品です。
銀河鉄道999

著者:松本零士 / 全18巻
あらすじ
機械の体を手に入れれば永遠に生きられるという時代。少年・星野鉄郎は、亡き母に瓜二つの謎の美女・メーテルと共に、銀河超特急999号に乗ってアンドロメダを目指します。停車する各惑星で出会う様々な生き様、そして旅の終わりに待つ残酷な真実。永遠の命と、限られた時間の尊さを問う、壮大な銀河の旅路です。

メーテルの憂いを帯びた瞳を見るだけで、胸がキュッとなります。子供の頃はただの冒険譚として楽しんでいましたが、大人になって読むと「限りある命だからこそ、人は一生懸命になれる」というテーマが重く心に響きますね。各駅停車で出会う人々が抱える孤独や優しさが、宇宙という冷たい背景の中で一層輝いて見える名作です。
度胸星

著者:山田芳裕 / 全4巻
あらすじ
火星探査船が突如として消息を絶ち、その現場に謎の物体「テセラック(四次元超立方体)」が出現。人類が初めて遭遇する「理解不能な異物」に対し、トラック運転手から宇宙飛行士を目指す主人公・三河度胸が挑みます。理論や計算を超えた「度胸」で、未知の知性に立ち向かう姿を描く、骨太のSFサバイバルです。

とにかく、読み始めたら止まらない「熱量」がすごいです!四次元という概念を視覚化しようとする挑戦的な描写には圧倒されますし、三河度胸の規格外の精神力には震えます。物語が急展開を迎えるところで終わってしまうのが本当に惜しいのですが、それでもこの4巻分に詰まった興奮と恐怖は、他の追随を許さないほど強烈です。
彼方のアストラ

著者:篠原健太 / 全5巻
あらすじ
宇宙旅行が当たり前になった未来。惑星キャンプに訪れた9人の高校生たちは、謎の球体に飲み込まれ、宇宙の彼方へ放り出されてしまいます。そこから故郷の地球を目指し、5つの惑星を巡る5012光年の帰還の旅が始まります。サバイバルの中で深まる絆と、一行の中に潜む「裏切り者」の影。衝撃の真実へと至るSFミステリー。

「これ、本当に5巻で終わるの?」と疑いたくなるほど、伏線の張り方と回収が見事すぎて言葉を失いました。最初は明るい青春宇宙サバイバルだと思って読んでいたのですが、後半の怒涛の展開には鳥肌が立ちっぱなし!全キャラが立っていて、読後には彼らと一緒に旅を終えたような、清々しい爽快感と寂しさが押し寄せます。
シドニアの騎士

著者:弐瓶勉 / 全15巻
あらすじ
異生物ガウナによって地球が破壊され、人類は巨大な宇宙船「シドニア」で生活していました。地下で密かに育った少年・谷風長道は、伝説の名機「継衛」のパイロットとなり、人類の存亡を賭けた戦いに身を投じます。独自の科学考証に基づいた巨大兵器の描写と、宇宙空間での絶望的な戦いを描いた、SFバトルアクションの傑作です。

無機質でどこか退廃的な世界観、そして光合成をする人類など、弐瓶先生にしか描けない奇抜な設定に最初から引き込まれます。宇宙の静寂を切り裂くような高速戦闘シーンの迫力は圧巻!その一方で、長道を取り巻く恋模様や日常のシュールなやり取りが、死と隣り合わせの緊張感を和らげてくれるバランスも絶妙ですね。
レベルE

著者:冨樫義博 / 全3巻
あらすじ
地球には現在、数百種類の異星人が住み着いている。それに気づいていないのは地球人だけ……。山形県を舞台に、記憶喪失を装って現れたドSな天才宇宙人「バカ王子」が、暇つぶしのために周囲の人間や他の異星人を巻き込んで騒動を起こします。ブラックユーモアと緻密なプロットが光る、オムニバス形式のSFコメディ。

冨樫先生の「天才の遊び」を特等席で見せられているような、贅沢な感覚に陥る作品です!
王子の性格が本当に最悪なのですが(笑)、その知略の深さと予測不能な展開に、気づけば翻弄されるのが快感になってきます。宇宙という広大なテーマを、あえて田舎の日常に落とし込むセンス。3巻という短さの中に、驚きがギッシリ詰まっています。
テラフォーマーズ

貴家悠・橘賢一 / 既刊22巻(2026年1月現在)
あらすじ
人口爆発を解決するため、火星を暖める「テラフォーミング計画」が実行されました。しかし、火星で独自の進化を遂げた「ゴキブリ」が、強靭な肉体を持つ人型生物へと変貌。彼らを駆除するため、手術によって昆虫や動物の能力を得た戦士たちが火星へと飛び立ちます。極限状態での生存をかけた、バイオレンス・アクション。

「じょうじ……」という不気味な声が聞こえてきそうな、圧倒的な絶望感に震えます!人型ゴキブリの不気味さと強さがトラウマ級ですが、それに対抗する人間たちの「特殊能力」の解説が理系的で面白いんですよね。宇宙の荒野で散っていく命の尊さと、国家間の権力争いなど、重厚なドラマ要素もあって目が離せません。
ありす、宇宙までも

著者:阿部潤 / 全4巻
あらすじ
天才的な頭脳を持ちながらも、とある事情で引きこもり生活を送っていた少女・ありす。彼女の前に現れたのは、かつて宇宙を目指した大人たちの情熱と、一機の手作りロケットでした。ありすは仲間たちと共に、民間企業による宇宙開発という高い壁に挑みます。日本の片隅から宇宙の頂点を目指す、等身大の青春宇宙開発ストーリーです。

アメトーク「漫画大好き芸人」で紹介されてから読み始めました。大ハマリ!
「宇宙って、個人でも目指せるんだ!」というワクワク感を等身大で描いてくれる作品です。
ありすちゃんが理論を武器に、ガラクタ同然のパーツから夢を組み立てていく姿には、胸が熱くなるものがあります。専門的なロケット工学の話も分かりやすく噛み砕かれていて、読んでいると自分でも何か新しいことに挑戦したくなるような、ポジティブなエネルギーに満ちていますね。
望郷太郎

著者:山田芳裕 / 既刊12巻(2026年1月現在)
あらすじ
大寒波に襲われた地球を逃れ、宇宙ステーションでコールドスリープに入った大金持ちの太郎。しかし、目覚めたのは500年後の地球でした。文明が崩壊し、原始的な生活に戻った人類。太郎は宇宙での経験と現代の知識を武器に、失われた「文明」と「家族」を求めて旅に出ます。宇宙から帰還した男が、地球を再発見する壮大な物語です。

宇宙そのものが舞台なのは冒頭ですが、「宇宙から見た地球」の視点を持った男が、原始的な世界でどう生きるかというテーマが斬新です!お金も法律もない世界で、太郎が知恵を絞って「文明」を再構築していく過程がとにかく面白い。山田先生の独創的な絵柄が、荒廃した、でも生命力に満ちた新世界を力強く描き出しています。
MOONLIGHT MILE

著者:太田垣康男 / 既刊24巻(2026年1月現在)
あらすじ
エベレストを制覇した二人の男、吾郎とロストマン。彼らが次なる目標に定めたのは、地球の最高峰ではなく、月でした。21世紀初頭、月の資源開発を巡って繰り広げられる国家間の陰謀や、宇宙ステーション建設に携わる人々の野心と愛。圧倒的なリアリティで描かれる、近未来の宇宙開発を舞台にした大人のためのハードSFドラマです。

宇宙を舞台にした「男たちの野心」が剥き出しで、めちゃくちゃ熱いです!単なる冒険記ではなく、政治、経済、そして性愛までも包み隠さず描くリアリズムには圧倒されます。吾郎とロストマン、対照的な道を歩む二人が月で再会するまでの物語は、まさに大河ドラマのような重厚さ。最新の宇宙技術が緻密に描かれているのも、メカ好きにはたまらないポイントですね。
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