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近年、漫画の世界でも“クリエイター”や“デザイナー”を主役に据えた作品が増えてきました。
広告業界、漫画家、ファッション、イラスト、美大生……それぞれの分野で葛藤し、成長していく主人公たちの姿は、創作に関わるすべての人に刺さるはず。この記事では、2000年代以降に登場した、クリエイター職がテーマの漫画をジャンル別に紹介します。
🧠 広告・クリエイティブ職系
『左ききのエレン』(2016年~ / 原作:かっぴー、作画:nifuni)

広告代理店に就職した凡人デザイナー・朝倉光一と、天才画家・エレンの対比を軸に、現代のクリエイターの葛藤と矛盾を描く社会派ドラマ。ピッチやコンペ、理不尽な上司や社内政治など、広告業界のリアルが詰まっている。「才能とは何か?」「自分にしかできない仕事とは?」を問い続ける、全クリエイター必読の一冊。
『デザイナー 渋井直人の休日』(2014年~ / 渋谷直角)

50代の独身グラフィックデザイナー・渋井直人のちょっとオシャレでちょっと切ない日常を描いた作品。休日の過ごし方や恋愛、人間関係などを通して、「クリエイターの老い」や「ひとり時間の楽しみ方」が垣間見える。空気感のあるモノローグとゆるやかな物語が魅力で、ドラマ化もされた。
『デザインノイロハ』(2019年~ / 藤原嗚呼子)

中堅デザイン事務所に勤める若手デザイナー・花井裕太が主人公。クライアントからの無理難題、ディレクターとの衝突、先輩のこだわり、アイデアが浮かばない日々……。
現場でのリアルな“あるある”と、仕事を通じて少しずつ「本物のデザイナー」になっていく成長が丁寧に描かれます。
🎨 アート・イラスト・漫画家系
『ブルーピリオド』(2017年~ / 山口つばさ)

成績優秀で器用に生きてきた高校生・矢口八虎が、ある日一枚の絵に心を打たれ、美術の世界にのめり込んでいく。美術予備校での厳しい課題、個性豊かなライバルとの出会い、葛藤と努力を重ねながら、東京藝術大学合格を目指す青春群像劇。描くことの苦しさと喜びの両面を、リアルな美大受験の世界を通じて描く、まさに「アート版スポ根」。
『かくかくしかじか』(2011年~ / 東村アキコ)

漫画家・東村アキコの自伝的エッセイ。永野芽郁×大泉洋さんが主演で実写化して話題にもなった作品です。
漫画家・東村アキコの実体験をもとにした、自伝的エッセイ漫画。美術系の大学に進学し、自由奔放な学生生活を送りつつも、鬼のように厳しい絵画教室の恩師・日高先生と出会い、彼女の人生が大きく動き出す。「描くこと」に向き合う厳しさや、それを支えてくれる存在の大きさを、笑いと涙のエピソードで描いた名作。全巻読後には感謝と切なさが残る。
『スケッチー』(2018年~ / マキヒロチ)

東京で働く30代の女性・美子は、仕事や人間関係に疲れ気味。そんな彼女が、趣味で始めた“スケッチ”に癒され、人生を少しずつ見つめ直していく。絵を描くことで感情を整理したり、人とつながったり、自己表現を取り戻したりする姿がリアルで、どこか励まされる。描くことの「楽しさ」に立ち返る、肩の力が抜けた大人のアート漫画。
『GA 芸術科アートデザインクラス』(2004年~ / きゆづきさとこ)

芸術科高校に通う女の子たちの日常を描く4コマ漫画。明るくコミカルな中に、美術用語やデザインの豆知識がちりばめられており、アート初心者にもおすすめ。
👗 ファッション・デザイン系
『パラダイス・キス』(2000年~ / 矢沢あい)

平凡な女子高生・紫が、服飾専門学校の学生たちにモデルとしてスカウトされたことをきっかけに、人生と夢の方向性を見つめ直していく。個性的なファッションデザイナー志望の仲間たちとの出会いと、恋と進路の選択を描いた、甘くて切ない青春ドラマ。デザインと生き方が交差する名作。
『ランウェイで笑って』(2017年~ / 猪ノ谷言葉)

小柄なモデル志望の少女・千雪と、ファッションデザイナーを目指す少年・育人。夢の実現が難しいと言われる二人が、互いに支え合いながら、理不尽な業界と戦っていく。「才能」や「努力」ではどうにもならない壁の前で、それでも前を向く姿が心を打つ、情熱全開のクリエイター青春物語。
🏛️ その他のクリエイティブ職系
『重版出来!』(2013年~ / 松田奈緒子)

新人編集者・黒沢心が出版社「興都館」で奮闘する物語。漫画家、営業、装丁デザイナー、製版、書店員…本作りに関わるすべての“裏方”が主役になる群像劇。情熱、妥協、成長、挫折、そして「作品を届ける」という使命感。編集者の仕事に焦点を当てつつも、あらゆるクリエイティブ職に通じるリアルと感動が詰まった傑作。
『ギャラリーフェイク』(1989年~・続刊 / 細野不二彦)

美術品専門の画廊「ギャラリーフェイク」を営む藤田玲司は、元・大手美術館のキュレーターという経歴を持つ目利き。贋作や裏取引、修復技術など、アートの光と闇を鋭く描き出す。知識とロマンに満ちた物語で、美術業界の裏側が学べる作品。アートと人間ドラマが交錯する、大人のための知的エンタメ。
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