デザイナーなら覚えておきたい!デザイン心理学が学べるおすすめ本

デザイナーなら覚えておきたい!デザイン心理学が学べるおすすめ本

本記事では、「デザイン心理学」が学べる本をご紹介します。

Webデザイン・UIデザイン・グラフィックデザイン・広告デザインさまざまなシーンで、活用できるデザイン心理学。「人にモノを購入させるためには?」「視線を奪うためにどうすれば良いか?」「使いやすいUX・UIをデザインするにはどうすれば良いか?」など、デザイン心理学を覚えておけば、クリエイティブが絶対に変わっておきます。

今回は、そんなデザイン心理学を学べる良書をご紹介します。デザイン心理学は、時代が経っても変わらなく一生使える知識・機能なので、デザイナーなら覚えておきたいです。

デザイン心理学が学べるおすすめ本

インタフェースデザインの心理学 第2版 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

インタフェースデザインの心理学 第2版 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
インタフェースデザインの心理学 第2版 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

定価¥3,190 税込
発売日2021/4/13
こんな人におすすめ●デザインの基本原理を学びたいデザイナー
●ユーザーの行動を理解したプロダクトデザインを目指すエンジニア
●科学的根拠に基づいたデザインの指針を知りたいクリエイター

本書は、人間の行動原理を意識したデザインの提唱で多くのデザイナーやエンジニアに支持され続けるロングベストセラー書の改訂版です。デジタルデザイナーなら必読書です。

デザインは、相手から無意識の反応を誘い出すための重要な要素であり、人間の行動原理を理解していないデザインは、相手を混乱させ目的の結果に繋がりません。

本書では、科学的な研究から導き出された100の指針を例とともにわかりやすく紹介しています。人間の思考や行動、遊び方にマッチした直観的で人を引きつけるプロダクトをデザインするための必読書です。

[買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインのしくみ67

[買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインのしくみ67
[買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインのしくみ67

定価¥2,640 税込
発売日2023/12/8
こんな人におすすめ●ECサイトのデザインやUI/UXに携わるデザイナー
●消費者行動を促すマーケティング施策を学びたいマーケター
●最新の心理効果を活用したプロダクトデザインを目指すクリエイター

本書は、消費者が買わずにいられなくなるデザインの効果を実践的に解説した一冊です。

ECサイトで消費者に購買行動を促すためには、どのようなUI/UXやデザインが必要なのか、また、どのようなマーケティング施策が消費者に購入ボタンを押させるのかを具体的な事例と共に解説しています。

ITやWebの状況が目まぐるしく変化する中、本書は「認知心理学」と「マーケティング心理学」の2つの視点から、人の心理に作用する状況について身近なエピソードを交えながら解説します。これらの心理効果をデザインやUI、マーケティング施策に生かす実践的な方法を紹介しており、消費者の心を動かすための必読書です。

誰のためのデザイン?

誰のためのデザイン?

定価¥3,630 税込
発売日2015/4/23
こんな人におすすめ●ユーザー中心のデザインに興味があるデザイナー
●道具の使いにくさに悩む一般ユーザー
●認知心理学とデザインの関係を学びたいクリエイター

本書は、新技術を使った道具の使い方がわからず、自己嫌悪に陥ることが多い私たちに対し、その原因が道具のデザインにあることを指摘する一冊です。

著者は、デザイナーが起こり得るエラーを予測し、そのエラーの確率を低減し、影響を最小化するようデザインすべきだと主張しています。これこそが現代のヒューマンインタフェースの根底にあるユーザー中心のデザイン原理です。本書は、このデザイン原理について一般向けに初めて語られた代表的な著作です。

まず、身の回りにある道具の問題点を考察し、道具を使う人間の行為や知識に関する認知心理学的な分析を行います。さらに、ユーザーにとって良いデザインとは何か、なぜデザイナーは良いデザインができないのかを分析し、ユーザー中心のデザインの7つの原則を提案します。道具の使いにくさに悩む全ての人にとって、デザインの重要性とその本質を理解するための必読書です。

初版は1990年に発売され、ロングセラーとして読まれていますが、現代版として改定されてたこちらをおすすめします。

心を動かすデザインの秘密 認知心理学から見る新しいデザイン学

心を動かすデザインの秘密 認知心理学から見る新しいデザイン学

定価¥1,430 税込
発売日2013/4/16
こんな人におすすめ●デザインの本質を学びたいデザイナー
●人間中心のデザインに興味があるクリエイター
●デザインのアイデアの源泉や問題点を理解したい人

本書は、「なぜ、これを買ってしまうのか」という問いに対する答えが「デザイン」にあることを解き明かす、認知デザイン学の入門書です。人とモノとの関係を捉え直し、デザインのアイデアがどのように生まれるのか、なぜ使いにくいデザインやありふれたデザインができてしまうのかについて考察しています。

「人はどんなものに魅力を感じ、何に感動するのか」、「人間中心のデザインとは何か」という問いに答え、デザイン化された世界の現実と未来について、わかりやすさを追求する認知心理学者が解説しています。デザインの本質を理解し、人間中心のデザインの可能性を切り拓くための必読書です。

デザイナーのための心理学 (UX Design Books)

デザイナーのための心理学 (UX Design Books)
デザイナーのための心理学 (UX Design Books)

定価¥2,409 税込
発売日2023/8/17
こんな人におすすめ●UXデザインの向上を目指すデザイナー
●消費者心理を理解してデザインに活かしたいクリエイター
●心理学をデザインに応用したい人

本書は、心理学の観点からUXとデザイン向上のポイントを探る参考書です。UXの向上には消費者の心理を理解することが重要であり、本書はそのための知識をデザイナー向けに簡潔にまとめています。

心理学的な視点から、ユーザーの行動や思考を分析し、それに基づいたデザインの手法を紹介しています。デザイナーが必要とする具体的な知識と実践的なテクニックを身につけるための一冊です。

インタフェースデザインのお約束 ―優れたUXを実現するための101のルール

インタフェースデザインのお約束 ―優れたUXを実現するための101のルール

定価¥2,420 税込
発売日2019/11/9
こんな人におすすめ●デジタル製品のデザインに携わるデザイナー
●UX全般に関わるプラクティスを学びたいクリエイター
●効果的なデザインテクニックを身につけたい人

本書は、デジタル製品のデザインに役立つ101の指針をまとめた参考書です。上記で紹介している「インタフェースデザインの心理学」の続編のような本です。

製品のユーザビリティや性能を高めるための必須かつ基本のツボをコンパクトなルールとして提供し、マスターすれば時間を節約し顧客満足度をアップできるテクニックが満載です。各指針はメッセージが明確で説明もわかりやすく、短時間で気軽に読むことができます。

101のルールは、タイポグラフィ、コントロール、カスタマージャーニー、各種要素の統一、UX全般に関わるプラクティスに分類されており、リファレンス的に読むことも可能です。これにより、よくある落とし穴を巧みに回避し、自信をもってユーザーのためにデザインし、素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供するプロと成長させてくれる一冊です。

ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策

ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策
ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策

定価¥2,860 税込
発売日2024/5/28
こんな人におすすめ●UXデザインに興味があるデザイナー
●ユーザー体験の向上を目指すクリエイター
●ダークパターンの回避と倫理的なデザインを学びたい人

本書は、ある種のデザイン心理学を悪用した日常に潜む「人を欺くためのデザイン」、いわゆる「ダークパターン(ディセプティブパターン)」について解説する一冊です。

「いつまで経っても終わらない退会手続き」や「すでにチェックされているチェックボックス」など、誰もが経験したことのある苛立ちは、実は意図的にデザインされていたのです。

「ダークパターン」の名付け親であるハリー・ブリヌル氏が、欧米のさまざまな事例を紐解きながらその全貌を明らかにします。また、国を挙げての規制強化や今後の展望についても詳述し、デジタル時代におけるクリーンなユーザー体験を目指すための手引きとなっています。

ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン

ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン
ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン

定価¥2,200 税込
発売日2022/8/3
こんな人におすすめ●ユーザーに誠実なデザインを目指したいデザイナー
●デジタルマーケティングに携わる企業担当者
●消費者保護に関心のある方

こちらもある種、デザイン心理学を悪用した「ダークパターン」について解説する一冊です。

本書は、消費者の信頼を損なうデザイン手法「ダークパターン」について、その実態と脱却方法を詳しく解説した一冊です。「退会方法がわかりにくい」「意図しないメルマガ登録」など、意図的にユーザーを欺くデザインが増える中、こうした手法が企業やブランドに与える悪影響に警鐘を鳴らします。欧米で進む規制強化の動向や、ダークパターンの代表的な15例を挙げつつ、企業やデザイナーが陥りがちな背景を探り、その防止策を具体的に示しています。

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