戦争とデザイン

こんな方におすすめ!
対象レベル
 (2)
難易度
 (2)
いつも違った角度からデザインを知りたい人
 (5)

内容解説

デザインの暗黒面、一冊で解明!
「戦争とデザイン」を探る。

「デザインは恐ろしい」と著者金井真紀氏は言います。それは、デザインが時には危険な手段となって、人々を戦争へと駆り立てるからです。

しかし、同時にデザインは、その悪を食い止める正義の手段ともなりえます。この画期的な一冊は、紀元前から現代、第一次世界大戦、ヒトラー、そして最近のプーチンのウクライナ侵攻に至るまで、「戦争のデザイン」に焦点を当てています。

色、言葉、記号、そして企み—これら全てが熾烈な闘いの舞台で、人間の悪と正義が交錯する瞬間に重要な役割を果たします。

本書は、この壮絶な歴史的背景を深く掘り下げ、デザインが持つ二面性を明らかにしていく本となっています。

本書の内容

  1. デザインの暗黒面を探求
    デザインが人々を戦争に駆り立てる危険性について深く探ります。
  2. 歴史的背景の解明
    紀元前から現代に至るまでの時代を通じて、戦争とデザインがどのように関わってきたのかを詳細に解説。
  3. 色、言葉、記号の力
    れらの要素が戦争においてどのように使われ、影響を与えたかを説明します。
  4. 独裁者とデザイン
    ヒトラーをはじめとする独裁者たちが、デザインをどのように悪用したかを研究。
  5. デザインと正義
    デザインが悪を食い止める正義の手段としてどう働くか、具体例を交えて考察。

一部事例

  • ウクライナ侵攻のシンボル「Z」の意味──ナチスのカギ十字と関連が?
  • Tシャツ姿のゼレンスキー、スーツ姿のプーチン。リーダーたちのイメージ戦略
  • 戦争を隠す巧妙ないいかえたち──「玉砕」(全滅)「イラクの自由作戦」(イラク侵攻)、そして「特別軍事作戦」(ウクライナ侵攻)

出典:Amazon

定価¥2,750
仕様12.8 x 2.8 x 18.8 cm
発売日2022/7/30
ページ数405ページ
著者松田行正 (著)
出版社左右社*

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